こんな課題を抱えていたら導入をご検討ください

  • 勘や経験に頼らない成形品質を確保したい
  • コストをかけずに品質管理を実現したい

金型内樹脂圧力波形
把握して、
成形品質
管理均一化しませんか

ミネベアミツミの金型センシング統合システムは、成形品の品質に直結する重要なパラメータである
「型内圧力波形」及び「型内キャビティ温度波形」を簡便に低コストで測定、管理、記録することが可能なシステムです。

良否判定機能とアナログ電圧出力は、アンプ単体でも動作可能です。
量産での運用においては初期設定以外はPCが不要となります。

システム構築イメージ

測定原理

キャビティ内圧力がEピンを押し出す力を計測し、設定されたEピン先端面積により、
圧力値換算し、出力します。
金型への必要な加工はエジェクタープレートのみで簡単です。

測定原理イメージ

製品について動画で
ご確認いただけます

ミネベアミツミ
内圧センサーによる
ショート検知コスト削減効果

精度・感度の良い内圧センサーを使用しているので、
カスレのような微小なショートでも確実に検知する事が出来ます。

ショート検知の例

金型センシング統合システム
内圧センサー特長

内圧センサー 4ゲージ方式の採用
ひずみゲージを自社で開発・生産。
ひずみゲージを微細化することで小型センサーでも
4ゲージ方式を実現しています。
  • ひずみ量が小さい
    (1ゲージ式と比較し1/4)
    • 成形品への影響を最小限に抑えられる。(Eピン部の凸形状)
    • 機械疲労が低減されるため、長寿命。(内圧センサー:定格荷重で100万回、定格の70%荷重で∞回)
  • 温度変化の
    影響が少ない

    (4つのひずみゲージ間で影響を打ち消し合う)
    • 金型の温度変化による測定値のバラつきが少なくすむ。

製品ラインナップご紹介

  • 金型センシング統合システム

    【MIS-202-PT/PP】金型内圧とキャビティ温度を
    同時計測可能にした
    ハイエンドモデル

    射出成形機の金型内樹脂圧力、樹脂挙動に応じた金型温度を測定する、8チャンネル入力(最大32チャンネル)のデジタル変換モジュールです。
    圧力/温度値は予め設定された条件にて監視され、結果はアラーム信号として出力されます。
    また、アナログ電圧に変換された圧力/温度波形を成形機へ転送することができます。
    ※キャビティ温度センサーは、一般市販品の金型温度計測用K熱電対温度センサーを一般市販品のK熱電対用コネクタに変更すれば、中継BOXに接続可能です。

  • 金型内圧測定システム

    【MPC-201B-25】圧力センサーの入力を8chにした
    スタンダードモデル
    【MPC-203-25】圧力センサーの入力を4chにした
    ローコストモデル

    射出成形機の金型内樹脂圧力を測定する、4又は8チャンネル入力のデジタル変換モジュールです。
    圧力値は予め設定された条件にて監視され、結果はアラーム信号として出力されます。
    また、アナログ電圧に変換された圧力値波形を成形機へ転送することができます。

  • 内圧センサー

    LSMSB-*シリーズ(*20K/50K/100K/200K/500K/1T/3T)

    自社ひずみゲージによる、4ゲージ方式を採用し、小型、高精度、低価格を実現しました。
    ご使用中のエジェクターピンの底部に設置する方式のため、エジェクターピン径の制約を受けない自由な金型設計が可能です。

  • キャビティ温度センサー

    MMTK-01熱電対方式を採用した
    専用センサー

    熱電対方式を採用、キャビティ近傍またはキャビティに先端が露出する位置にセンサーを設置し、樹脂挙動に応じた温度変化を動的に捉えることが可能です。
    本センサは先端径がφ1と小型となっており、測定対象が小さい場合も搭載することが可能です。

  • センサーケーブル収納型中継BOX

    MRB-304-BI/MRB-304-CV

    金型内部に中継ボックスとセンサーケーブルを格納することで、成形機からの金型上げ下ろし時に、センサーケーブルの断線リスクを軽減させます。
    または中継ボックスのカバー内にセンサーケーブルを格納することで、成形機からの上げ下ろし時に、センサーケーブルの断線リスクを軽減させます。

システムご利用流れ

システムご利用の流れ

※トライアルも可能

圧力波形は成形機側に出すことはできますか?
アンプからアナログ電圧出力が出ております。
成形機側でこの値を取り込める機能が付帯されていれば、波形を成形機に出すことは出来ます。
実際の内圧監視は金型の複数箇所で行うのでしょうか?
それぞれに設定ターゲット管理するのでしょうか?
複数取りの場合は各キャビティの同じ箇所にセンサーを設置して頂きます。
基準となるキャビティ波形を設定ターゲットとし、監視枠を設けて各キャビティのバランス、合否判定を実施します。
成形品の大きさによると思いますが、ロードセルは成形品に対して何個ぐらい必要になるか目安はございますか?
製品の大きさによって変わるので一概に言えません、ショートしやすいところのエジェクタピンに置かれる場合が多いです。
条件出し等でご使用される場合、ゲート付近、反ゲート付近に設置頂き、まずは相関性を確認頂きたいと思います。
内圧センサーで不良感知後、成形機との連携は可能でしょうか?
不良感知しましたらアラーム外部信号が出ますので、成形機や取出し機と連動することが出来ます。
金型内圧センサー以外に射出成型機に取り付け可能な製品はありますか?
成形品に金属異物が混入していないかを検査するコンパクトタイプの金属検出機※があります。

金属検出機に関する詳細はこちら

お問い合わせ・
資料ダウンロード

当社「個人情報保護方針」および「ご利用条件」に同意いただける場合は、
「同意する」にチェックを付け「入力内容を確認する」ボタンを押して確認画面へお進みください。